2013年12月17日火曜日

ガレージの屋根がつく

日曜日は、大阪のお義兄さんと職人さんが工事にきてくれました。
今回は、ガレージと裏庭の屋根をつけてくれるのです。

どんどん運び込まれる鉄骨たち。
どれもまっすぐですべすべです。


実測しながら早口で数字を確認し合ったり、
機械で鉄骨をカステラみたいに切ったり、溶接したり。
あ・うんの呼吸って、こういうものなのかなーと
ぼけーっと二人を見ながら考えていました。

そうこうしている間に、午前中でガレージは完成!
以前より高さをつけてくれたので、とても広くすっきりと感じます。


午後には、裏庭の屋根つけ。



表も裏も、とても立派な屋根がつきました。
不思議なことに、少し家も表情がかわったみたい。

今回で、お義兄さんの工事はおしまいです。
遠方から何度も足を運んで頂いて、本当にありがとうございました。

ひとつひとつ、人の手でできていく家。
完成が楽しみだけど、今が終わるのがさみしいような。

2013年12月8日日曜日

家になっていく

先週1週間で、我が家はぐんぐん変化を遂げました。
2階には天井の下地が入り、ガスや水道、コンセントの口がセットされ、
断熱材が入った大きな袋(でかいウインナーみたいなの)がやってきました。

そして、1階はついに茶室の工事に着手。
木工事が主なので、家の外まで木の香りが。

さらに、木曜にはお風呂も入りました。
そういえば、いつの間にか外壁用の足場もできてた。

毎日毎日、新しく何かが生まれていて、
場所に収まっていきます。

排水溝の蓋がついたとか、割れていた窓ガラスが
新しく取り替えられたとか、
そんな小さな発見でも、とても嬉しい。
見逃さないように、しっかり今の家を見ておきたいなあ。



2013年11月28日木曜日

定例に参加する

火曜日。
午後から仕事を休んで、現場定例に参加してみました。

到着すると、なんだか緊迫した雰囲気。
工務店の担当さんが、棟梁に怒られていました…。
いろいろ無理言うたからかなあ。すいません。

心なしかションボリした担当さんと、ちえのわ不動産のお二人と
図面と現場を照らし合わせながら打ち合わせ。

小窓の網戸、コンセントの位置、棚釘の種類まで…
決めることはたくさんたくさんありました。
工務店の担当さんが、毎回コンベンションで寸法を測って説明してくれるので、
とてもイメージしやすかったです。

来週頭には、お風呂が入るそうです!
キャンペーン中だったらしく、断熱効果が高い浴槽になったとか。
ラッキーやなあ。うれしいな。

2時間近くかかって、定例は終了。
私にとっては、充実の時間でした。
終了後、工務店の担当さんは、また棟梁に呼び出しをくらっていましたが…。

毎日どんどんできていく我が家。
次に行く日も楽しみです。


2013年11月25日月曜日

職人さん

いつの間にか、秋。
この土日は、ぴかぴかの秋晴れでした。


近所の河原で朝ご飯を食べて、現場へ。
大工さんや、防水施工の職人さんのお仕事を見せてもらいました。

建物。
人工物ということは理解していたけれど、
ひとつひとつ、人が測って、切って、組み立てて。
板やパイプが、形と場所を与えられてゆく様を目の当たりにすると
改めてすごいなあ、と思う。

職人さん、お仕事中お邪魔しました。



2013年11月19日火曜日

珍客

日曜日、ちえのわ不動産のお二人と現場で打ち合わせ。
エアコンの位置決定が、今日の課題。
日曜なので、工事はお休みでした。

2階へあがると、床の土台が一面に貼られていました。
あっという間に進むんやなあ。

と、その隙間を動く小動物。ネズミ!?
と思いきや、まるまる太ったスズメでした。
どうやら土曜日の作業中に入って来て、
閉じ込められてしまったようです。

窓を開けてやると、チイチイ鳴きながら飛んでいきました。
よかった。
珍客の乱入もありましたが、打ち合わせは無事終了しました。

2013年11月9日土曜日

屋上手すりと階段の取付

今日は、待ちに待った外階段取り付けの日。
大阪からお兄さんと職人さんたちが来てくれました。
手際よく運び込まれるパーツたち。
ぴかぴかメッキが、とてもきれい。



どんどん進む作業は、とてもとても面白い。
私たちも、少しお手伝い。
私の仕事は、ゴムマットに80ミリ角の穴をあける作業でした。


そして、午後はモルタルを練る作業もお手伝い。
職人さんたちのスピードについていくのに必死でした。

できあがった階段と手すり。
想像以上の美しい仕上がりで、未だに興奮冷めやらぬ感じです。
屋上は、きっと私たちのお気に入りの場所になるはず。


一日中お仕事してくださったお義兄さん、職人さん、
本当にありがとうございました。
たいせつに、たくさんたくさん使いたいと思います。

2013年11月7日木曜日

決めていく

毎週水曜日は、「定例」。
現場で、智恵子さんと工務店の担当さんが
さまざまな確認をしてくれる日です。

そして、さっそく智恵子さんから呼び出しが。
製本された図面、床材のサンプル、サッシのサンプルと一緒に
決定・確認事項の宿題が出ました。


晩ご飯を食べながら、彼と会議。
ふたりで決めると、すんなり決まる。

我が家、大きな痛みやシロアリは、発見されなかったとのこと。
よかった。

2013年11月3日日曜日

箱。

先週で、すっかり解体が済みました。
骨組みだけになった我が家。


これから、私たちの生活を入れる箱です。
かっこいい。
丁寧に壊してくれた業者さん、ありがとうございます。

こちらは1階。とっても広く感じます。
コンクリートの匂いでしょうか、体育館みたいな懐かしい匂いがしました。


昔、この家を建てた時のものなのか
ブロックに落書きもありました。
数十年経って、見知らぬ他人に発見されることになるなんて
考えもせんかったやろなあ。

パノラマで撮影した2階です。
iPhoneのこの機能は面白い。


明日も見に行こうっと。


2013年10月31日木曜日

解体スタート

10/26。いよいよ解体が始まりました!
まずはカーポートの屋根から着手だそうです。

10/28の夜に見に行ってみたら、
古かったポリカの波板と鉄骨が半分程無くなって
空がぽっかり見えていました。
はじまったんだなあ。うれしい。

そして10/27、私たちは京都で結婚式をあげてきました。
最小限。でも、これ以上、も無い一日でした。
みんなありがとう。

とても萩がきれいな神社でした。


前日に見た虹。
ええこと起こるかな。もう起こってるか。


2013年10月17日木曜日

契約

工事見積もりが出てから約2週間後の今日。
工務店さんと工事の契約をしました。

地元のしっかりした工務店さんにお願いできて、ほっとしています。
訪れた社屋もセンスのよい、静かなところでした。
これからどうぞ、よろしくお願いします。

予算に合わせた調整はありましたが、
「あきらめ」は無かったかと思っています。
ただ「セルフビルド」はたくさん有りますが…

ペンキ塗りは1月の予定になりました。
お手伝いを快諾頂いた皆さん、
どうぞどうぞ、よろしくお願いします…。

まずは今月末、解体工事がスタートします。
大きなことが動き始めて、わくわくどきどきです。

2013年10月5日土曜日

みつもり

昨日、工務店さんから見積もりが届きました。
もちろん予算オーバー。

心の準備はできていたので、
予算に対する心配より、大きく動いたことに対する
嬉しさの方が大きいです。

さっそく、今晩はちえのわさんと打ち合わせ。
楽しみです。

2013年9月16日月曜日

ゲンセツ

9月13日。
ついに図面が完成し、
工務店さんに見積もりをお願いしました。

「ゲンセツ」って何やろ?と思っていましたが
ちえこさんが現場で図面を見ながら説明。
「現説」でした。なるほど。

見積もりがでるのは、約一週間後とのこと。
不安もありますが、楽しみの方がずっとずっと大きいです。

私は、翌日からの連休を利用して地元へ帰省。
母、姉、私が使ってきた小さな勉強机と椅子を譲り受けてきました。
なんでか、両親に肩たたき券を作ったことを思い出しました。


2013年8月31日土曜日

ドアを買う

8月10日。尾道にあるtugboatという古道具屋さんへ。
オークションで落札した、ドアを引き取りにいきました。

店頭での販売はしていないらしく、
たくさんの古道具が積み重なった店内はしんと静かでした。
息をひそめた道具たちは何かを待っているようでもあり。

モールガラスがついた木製の古いドアは、寝室の扉になる予定です。
一緒に梱包してくれたお姉さん、ありがとうございました。

雨上がりの帰り道。
何とか車に積み込んだドアに押しつぶされながら、
こんなことも、いつか笑い話として思い出すのかなあと話しました。

楽しい買い物でした。

2013年8月26日月曜日

少しだけ解体スタート

私たちと智恵子さんの悩みの一つ、屋上へ続く階段。
現在のものは、古い上に角度がとても急なものです。

屋上は、有効に使いたい。
その為には、上りやすい階段が欲しい。
でも予算が…。

そんな風に堂々巡りをしていた私たちに
大阪で鉄工所を営む、彼のお義兄さんが手を貸してくれることに。
屋上手すりの付け替えも含めて、
格安で引き受けてくれることになりました。

そして昨日(8/25)は、古い階段などの撤去作業。
朝から生憎の雨でしたが、お義兄さんと階段職人さんは颯爽と登場。
あっという間に手すりをスパスパ切って、撤去。



続いて、階段もスパスパ。
ころころ転がる火の粉がでてきれい。



無駄のない動きで、予定時間ぴったりに作業は完了。
見るのが楽しくて、時間がすぎるのはあっという間でした。
いつの間にか、お天気も快晴に。


色んな人に助けてもらって、大きなものがゆっくり動いていきます。
お義兄さん、職人さん、ありがとうございました。
取り付けも、とってもとっても楽しみです。


2013年8月19日月曜日

夏休みのお仕事

8月13日。
私が実家に帰省していたこの日に、彼とちえのわさんがお仕事をしてくれました。
それは、床のPタイル剥がし。

元事務所だった部分は、こんな風にPタイルが貼られているのですが、


この部屋は土間にする予定。
なので、皮すきを使って1枚ずつタイルを剥がしていく…という地道な作業です。


ちえのわさんが仕入れて来た情報によると、
水で湿らせてから剥がすと少し楽に剥がれるんだとか。
こんな感じでモルタルの床が出てきます。

お昼休憩を挟みつつ、二人掛かりで半日かけて作業してくれました。


一部、糊が固くてなかなか剥がれないところもあったんだとか。
暑い中、お疲れさまでした。

この作業のあと、彼は2日間ぐらい筋肉痛に苦しんでました。
ちえのわさんはどうだったのかな?
ありがとうございました。

翌日、私も気分を味わう程度にお手伝い。
2枚剥がしただけですが、指を叩いてタンコブができました。痛い。


ここは、私と彼の趣味の部屋になる予定。
どんな部屋が仕上がるのでしょうか。
とってもとっても、わくわくです!


2013年8月14日水曜日

第一歩

8月11日。
図面と工事の見積もりを待つこの期間を利用して、
裏庭の草刈りをすることにしました。

といっても、この状態。


地面にはドクダミがびっしり、背丈以上の草ももっさり。
途方に暮れていたところ、草刈りを日課とする(?)友人家族が
助っ人として来てくれました。

旦那さんは業者の人かと見紛う装備で「危ないから離れといて」と一言、
そしてあっという間に庭は丸刈りに。



想像以上のスピードと仕上がりに、私も彼も「すごいすごい」しか言えませんでした。
仕事を終えた友人家族は我が家を探訪後、
お土産のビールを持ってご機嫌で去って行きました。

今までは図面上で動いていた家計画ですが、
現実の世界で小さな一歩を踏み出すことができました。
持つべき物は良き友だなーとしみじみ思いました。


2013年7月30日火曜日

大阪のショールームへ行く

7月26日。
この日、私たちは縁あって伊勢神宮式年遷宮の行事「お白石持ち」に参加しました。
天照大神も、今年は20年に一度のお引っ越し。

新しいお社はまっさらな木で、金色に輝いていました。
節目の年に貴重な体験ができたこと、感謝です。

翌日は大阪へ。
名古屋モザイク・平田タイル・アドバンのショールームへ行きました。
本当はコイズミ(照明)やカクダイ(水栓)も見たかったのですが、
土日はお休みとのこと。強気なショールームやなあ。

どのショールームも、岡山では見ることができないサンプルに実際にさわったり
選びながら質問が出来て、とてもとても充実した時間を過ごせました。
特にアドバンでは、6階建の各フロアにたくさんの建材やパーツが展示してあり、
また水栓はどれも実際に水を出すことができるという、贅沢な空間でした。

しっくりきていなかったキッチンやトイレのタイルも、
納得して決めることができたので、とても満足です。
やっぱり本物をみるって大切です。


2013年7月17日水曜日

打ち合わせお休み中の活動

7月。
ざぶざぶ降った雨水を吸って、
玄関ポーチにある草木がどんどん成長してきました。

昨日みたら、小さくぽちぽち、控えめな花が。
水引草だったようです。
嬉しい発見。

さて、今月に入ってからは、一度も打ち合わせをしていません。
というのも、ただいま智恵子さんが
必死で図面を起こしてくれているから。

私たちは、というと
工事前に残しておいて欲しい照明やドアに印をつけたり、
洗面所に置く鏡を買いに行ったりと、
それなりに準備をしつつ過ごしています。

洗面用の鏡は、倉敷のライフスタイルギャラリーにて購入。
連休だったためかセール中で、安く買えました。
満足です。

こちら、一見普通のリサイクルショップですが
たまに掘り出し物があって面白い。
いい椅子があれば欲しいなあ。

2013年7月4日木曜日

キッチンを考える2

日曜日はまた、打ち合わせ。
思ったような洗面のタイルが見つからず、
何度も色んなサンプルを取り寄せてもらいましたが(スイマセン)
名古屋モザイクで、やっと良いタイルを発見。

細かいわがままに辛抱強くつきあってくれる
ちえのわのお二人に、感謝です。

そして、今日の本題はキッチン。
先日私が起こしたイラストを見た智恵子さんに
「この棚にのせたいものは?」
「ここに棒をつけた意図は?」
と色々尋問されました。

でもそれは、
何となくかっこいいキッチンじゃなく、
使う私たちにぴったり合ったキッチンにするために
とても大切なことなんだなーと思ったり。

さて、打ち合わせも大詰めです。
今月で、図面を起こしてくれることになりました。
とてもとても、楽しみであり、不安(予算が…)でもあります。

2013年6月24日月曜日

キッチンを考える

智恵子さんからメールがきました。

「この間指定されたレンジフードの品番は
 白みたいですけど…良いですか?」

………。
気づいてくださってありがとうございます。

私たちのキッチンは、ステンレスを基本に考えています。
ということで、レンジフードもステンレスへ。

レンジフードについて考えた勢いで、
キッチンのイラストを起こしてみました。
やっぱり絵にするとイメージがしやすい。


タイルの色で迷っていましたが、えんじ色がしっくりきました。

話はそれますが、彼はとても料理が上手です。
このキッチンでたくさん美味しいものがうまれるのでしょうか。
とてもとても、楽しみです。

照明2

照明は難しい。
開き直って何も決めずに打ち合わせへ。

私たちの家の2階は、
大きなワンルームにしようと思っています。
ぽかんと抜けた空間にどれだけの照明がいるのか、
全然想像がつきません。

隅から隅まで照らす明かりではなく、
要所要所の照明で空間を分けられたらいいなあ。

そんなぼんやりした要望を出しつつ、
長い長い時間をかけて決めました。

どんな空間になるのやら。

2013年6月11日火曜日

照明1

照明について考える。
必要な光量の基準もわからないので、土曜は本屋へ。
ジュンク堂はたくさん本が揃っていて楽しかったけれど、
何も得ないまま帰宅。

結局、手元に持っている照明の配置すら考えられずに、
日曜日の打ち合わせへ。
やっぱり、大事なところはプロと考えるのが一番です。

1階、狭いところ(洗面、トイレ)などから始まり、
ひとつひとつ、丁寧に決めていきました。

ところで、私たちの新しい家には
前住人が残して行った照明も数点残っていたりします。
そのうちのひとつが、こちら。



昭和を感じさせるガラス製で、私たちのお気に入りです。
これは、トイレに吊るす予定になりました。

自分たちに必要なものをひとつずつ選ぶのは楽しい。
来週は2階の照明です。

2013年6月5日水曜日

いろいろ決まった打ち合わせ

6月2日。
この日は昼から智恵子さんと打ち合わせ。

朝から彼とふたりで作戦会議後、図書館で仕上げ材の本を借りてから
打ち合わせに臨みました。

今回は、主に土間について話し合いましたが…
私の茶室が予算を圧迫している香りプンプン。

あきらめた方がいいのかなあ、と何度も思いましたが
希望を言わずに後悔するのは嫌だったので、
とりあえずお伝えしました。

いかに安く、本物をつくるか。
自分でできるところは、がんばってやろう。

打ち合わせをすること3時間半。
ほんとうに、あっという間に時間が過ぎるんです。

そして、
あれあれ?意外ときまってきた…、と智恵子さん。

来週までの宿題は、難題の照明です。

2013年6月3日月曜日

どんどん、進む。

日曜日は、朝食をとりながら作戦会議。
パンと珈琲と、図面とカタログ。
お風呂について考える。

以前のショールーム見学で「ほっカラリ床」、の柔らかな床を彼が気に入ったことと
智恵子さんのオススメもあった、「魔法びん浴槽」の必要性を感じ、
お風呂はTOTOで検討。

ある程度目星をつけて、もう一度TOTOショールームへ。
今回は明確な目標が見えていたので、有意義に見学できました。

前回は気づかなかったのですが、ショールームって
お弁当箱ぐらいの大きさのお風呂の模型で
色んな壁やカウンター、床材を組み合わせて
実際のイメージを作ることができるんですね。

大のおとな(特に工務店のおっちゃんとか)が、
ちっちゃいお風呂をいじくり回してる姿は、
なんかおもしろくてかわいらしい。

その後、倉敷のテンポスバスターズ(中古厨房機器販売店)へ。
実際に大きさや深さを見たり、azumaのカタログをもらったりしました。
azumaの作業台の引き出しは、なんかかっこいい。

最後に、ホームセンターを2つ巡って、
漆喰や珪藻土の見本をみてくる、という充実した一日でした。

前進

先週1週間は、心を入れかえて(?)色々なことを決めていきました。
土曜日の夜には、晩酌をしながら作戦会議。

「水栓を選ぶ」だけでも、
洗面ボウルの仕様による制約や
手を洗うために必要な高さなど、
素人の私たちだけではわからないことだらけ。

カタログを見ても「何を探していいかわからない」
という感じでした。

ですが、智恵子さんとの打ち合わせで
「壁出し」「高さは最低20センチ」といった
キーワードをもらうと…案外すんなり決まる!

智恵子さん、ありがとうございます。


この流れで、洗面・脱衣室についてもう一度議論。
パーツ毎は決まったけれど、組み立てられたとき、
本当に調和・機能するのか…?

毎日使う水回りだから、しっかり考えたいのです。

彼とふたり、じっくり話し合いながら
私がillustratorでイメージを描き起こしていきました。




本当に、こんな洗面ができるのかなあ。
すごくわくわく。


2013年5月30日木曜日

進まない宿題

毎週日曜日は、設計打ち合わせの日。
そう決めて、智恵子さんと数回の打ち合わせを重ねてきました。

しかし…思った以上にすすまない。
先週土曜は、宿題がたまりすぎて智恵子さんに軽く怒られました。
宿題そっちのけで、マルニ木工のベンチを買ったことがばれたら
もっと怒られるかも。

でも、どうしても数字の寸法だけでは、イメージがわかない。
まずは自分たちの持ち物を書き出して、


1/50スケールの間取り図におとしこんでみた。


あれこれ言いながら、ピンを移動させるのはたのしい。
色々書き込むのもたのしい。

のらりくらりしている私たちのお尻を叩きながらも、
設計段階でしっかり悩みましょう、と智恵子さん。

見た目だけでもない、機能だけでもない
ながく、ながく暮らせる家ができますように。


2013年5月26日日曜日

設計開始

初めての設計打ち合わせの日は、
とても風の強い、4月のはじめの日。
私たちの希望を智恵子さんに伝える会でした。

この家を買うと決めてから5ヶ月間、
住宅ローンや火災保険の手続きと平行して
私と彼の中ではあれこれ妄想が広がっていました。

・「工業デザイン×木」の家。過度な装飾は不要。

・2階の明るい場所に、広くて使いやすいダイニングキッチンを。

・かつての司法書士事務所であった1階の一部を
 彼の趣味である自転車いじりのできる土間に。

・3畳の小さな茶室で、私はお茶を。

などなど。

私たちの家は、奥に細長い形をした
コンクリートブロック造2階建ての建物です。
これをどう生かし、私たちの希望が詰め込まれるのか。

夢は膨らむばかりです。

物件探し2

ちえのわ不動産

建物の個性を見つけ、それを生かしつつのリノベーション提案という
業務スタイルはもちろんでしたが、
初めから私は、そこで働く人たちとの、相性の良さを感じていました。
(私だけだったりして…)

おっとりしつつも時々辛口な大介さんと、
バリバリ働く、勘の良い智恵子さん。

今までとは少し違う感じ。なにかはじまるかも。
なんだか期待していたある日、不思議な物件にめぐりあいました。

元司法書士の事務所兼自宅だったその建物は、
まるっとした角をもつ、直方体。

不思議なことですが、
私も彼も、そこでの生活をイメージすることができました。
なにかはじまったかも。

そしてこの家との出会いから約5ヶ月後。
ツツジの花がとてもきれいな頃、そこは、私たちのものになったのです。


2013年5月20日月曜日

物件探し 1

私と彼は、大学入学と同時に実家を出、
それぞれ15年程一人暮らしをしてきました。

古いアパートに好きな家具や趣味のものを少しずつ集め、
生活の形は固まってきました。
この生活とものを入れる家が、欲しい。

ふたり、共にそう思っていました。

しかし…生活することがイメージできる家にはなかなか出会えず。
それどころか、たいがいの不動産関係者には
古い家をリノベーションすることを希望していた私たちの考えを
理解してもらうこともできませんでした。

そんなある日、私の家の近所にちいさな白い木の看板がたちました。

ちえのわ不動産

注意して見ないと見落としてしまうくらいの小さな看板でした。
この不動産会社との出会いが、私たちの大きな分岐点でした。

2013年5月9日木曜日

薫風自南来

岡山の片隅に、ちいさな中古住宅を買いました。
まだまだ住める状態ではありませんが、
これから少しずつ作ってゆくのです。

私と彼の、人生一大プロジェクトを記録するために、
そして、関わってくれる人へ感謝のきもちを伝えるために、
ブログを始めることにしました。

今日はこれまで。